ケーンを選定する時に私が見ている6つのポイント


リード製作の成功率を上げるには、チューブや材料の選定も大切なポイントです。

 

このページでは、私がケーンを選ぶ時に見ている6つのポイントをご紹介します(^^)

 

☆まずは表面をチェック

表面(オモテ)を見て、この2点で選別していきます。

 

1.ツヤがあるか

2.色が健康的か

3.繊維が細かくそろっている=シワシワしていないか

 

表面がシワシワしているものは繊維が粗く、リードにしてもボソボソした感じになってしまうことが多いです。

また、色が茶色っぽかったり、白すぎるケーンもよけています。

私は、健康的な色で、表面がツルっとツヤのあるものを選ぶようにしています。

☆次は裏面もチェック

 

4.裏面の繊維も整っているか

表面がツヤっとしていても、裏面から見ると繊維が粗い場合があります。

また、裏面が青っぽい色をしているものも、私はよけます。

↓右側のケーンは繊維が粗いです。私は左側のケーンのほうが好きです。

5.断面やサイドもチェック

 

・カマボコ型ケーンなら、キレイな三日月形になっているか

・舟型ケーンなら、シェーピングしたサイドがささくれていないか

 

などの点もチェックします。

 

6.模様の入り具合

 

表面の模様に関しては個人の好みがわかれます。

「なるべく模様がないものが良い!」という人もいますし、逆に「ある程度模様が入っていたほうが良い!」という人もいます。

そのあたりは本当に個人の好みなので、模様の多少でリードを作り比べてみても良いと思います。

 

↓私が選ぶならこんな感じ。

左側から採用度が高い順に並べました(写真では分かりづらいのですが……)

模様の入り具合は、私はこの程度ならリードにします。

落選のケーンは模様が大須過ぎると言うよりは、表面の色が不健康なので選びません。

 

ケーン選びは、とにかく数を見て自分なりの合格ラインを作っていくことをオススメします!

また、一枚一枚見るのではなく、何枚か並べて比べて見ると違いが分かりやすいですよ。

 

プロ奏者さんで、ケーン選定の時に硬度計を使っているという方もいました(・_・)!!

硬度が分かると成功率がグンとアップするそうです。

 

ご参考になれば幸いです(^^)

 

<あわせてご覧ください>

チューブを選ぶ時のチェックポイント2つ

リード製作の道具たち~糸巻き編~

リード製作の道具たち~マシン編~

私がいつも使っているリードの道具たち